順応するのが特技かもしれない
夏と言えば毎年旅だ。
バレンシアがあり、福岡・沖縄と続いていた。
今年は、バレンシアや福岡が変更になり8月盆過ぎになった。
おかげで、数年ぶりに日本で夏を満喫している。
今から沖縄へ向かうので、伊丹空港で出発待ちだ。
人間は直ぐに順応する。
特に私は順応しやすい。
もしかしたら、それは特技かもしれない。
ただ、「あかん」と思った事や場所では順応しないばかりか、完全に反発する。
困ったものだ。
毎年の流れに順応してしまっているから、そこが変わったら少し戸惑う。
今回の事で言えば、書いているように季節感を感じないのだから不思議だ。
でも、来年になると、この変化に順応してしまっているかもしれない。
先日は「人は一瞬で変化する」がどこかへ行ってしまった。
これも私の特徴だ。
だから、自分でもどこへ行くのか分からないのだ。
「日野さんの目指すものは何ですか」と、杓子定規な質問が一番困る。
質問した人は、何を期待してその質問をしたのかがさっぱり分からないからだ。
そして、どこを目指しているのかは、自分でもさっぱり分からないからだ。
むしろ、どこを目指して泳いでいるのかを知りたいくらいだ。
ただ、泳いでいるのは確かだ。
遥か彼方に幾つか島があるのかもしれない、その程度の目指すものだ。
ただ、今、泳いでいる事には全力だ。
だから、当然前に進む速さや力は並ではないだろうと自負している。
「人は一瞬で変化する」というのは、体験的な認識だ。
自分の思考や感覚が、昨日とは完全に違う、それを実感した時は、「どうなっているのか?」と自分自身の病気を疑った。
いわゆる精神病だ。
しかし、「どうなっているのか?」という自分を客観的に見ている視点を持っている。
だから、完全な精神病ではないだろうとは思った。
それくらい変わってしまうのだ。
だから、昨日の続きに今日なのだが、それはどこかで飛躍する事もあるし、飛躍するのが成長なのだろう、という私の解釈だ。
沖縄出発まで、後30分。