行き先は状況で変わる
「明鏡塾」体験セミナーは7月16日です。
http://meikyojyuku.com/
行き先(目的)は環境の変化、状況の変化に応じて変化する。
実は、これをやろうとして始めたけど、途中でやることが変わってしまった。
というようなことだ。
自分が稽古をしたいから、家賃のいらない方法を考えた。
そこで自力で道場を建てられるなら、その時の材料費だけで済む。
そう考えたのが、現在の熊野の道場だ。
実際にその作業に入ると、資材を集めるのが相当大変なことだと知った。
そんな時、大阪の材木商を紹介して貰い、そこと取引をすることになった。
付き合いが長くなって来ると、その材木商から仕事の以来が舞い込むようになった。
結局、その材木商の工事部の責任者になってしまったのだ。
これは予期せぬことだ。
しかし、その仕事をきちんとこなして行くことで、仕事の信用が出来て、てんてこ舞いになるくらい仕事を貰った。
おかげで道場を建設する為の費用が捻出された。
もちろん、そういった状況の中で武道の稽古は着々と進行していた。
しかし、その武道も私が稽古をしたかっただけから、指導をすることになってしまった。
そんな時、仕切り直しが必要になる。
改めて、方向が変わったことを振り出しにするということだ。
「明鏡塾」を受講してくれている人の中にも、色々な展開が起こり、身体が幾つあっても足りない状態になっている人もいる。
本人としては理学療法士なのだが、現場での仕事ぶりを見た他のジャンルの人から、様々な要望が起こり新たな展開が起こってしまうのだ。
どうしてそうなっていくのかというと、ざっくりと言えば「仕事が出来る」からだ。
しかし、そこにある要素としては、人との関係性だ。
そして、理学療法士としての感性が鋭いからだ。
これらは、全ての、つまり、人としての能力であり、何時どこででも対応できる能力だ。
だから、他のジャンルや医師から相談を受けることも出て来るのだ。
「明鏡塾」は、治療家としての能力、医療従事者としての能力を高める、という切り口ではあるが、結局は、人としての基礎能力の底上げなのだ。
だから、老若男女の関係なく、一緒に受講でき、一緒に楽しみながら、気が付けばレベルが上っている、という状態になるのだ。