パリ終了、明日はヘルシンキ

ヨーロッパでの本拠地的パリのワークショップは今日終わった。
終了後、レオ夫妻に日本料理店に招待され、後2週間のヨーロッパを乗り切る為の英気を養って貰った。
今回は新しく若い人が受講していた。
そろって素直で尚且つ身体的にも素直だった。
柔道と空手の若者だ。
だから、胸骨操作や連動を最初からまがりなりにも出来た。
受けに対するセンスも良い。
だから、稽古相手には持ってこいだ。
自分のやることには一生懸命になっても、受けを取る段になると、完全に客観的になる人も多いのだ。
だから、相手からすると、やり難くて仕方が無い人も大勢いる。
それも当人が気付いていないから質が悪い。
私は例によって、100㎏を越す青年を相手に、相当試す事が出来た。
寝技とまではいかないが、私の上に馬乗りで腕を押さえつけられた状態からの脱出もした。
以前、デェビットでは成功しているが、彼では今回初めて試した。
案の定軽々と成功した。
体重差が倍以上になると、身体操作が余程精密でないと、効力を発揮しない。
そして、力は要らないというのは、実は嘘だ。
このクラスの相手をすると、必要最小限度の筋力は必要だ。
もちろん、これも胸骨操作の応用だ。
だから、胸骨操作の仕上がりと、応用は正比例するのだ。
今回のヨーロッパツアーは、全般的に基礎錬を主体として行った。
おかげでバリエーションが増えた。
しかも、ダンスクラスが特別に設けられていたので、ダンサーの為のワークの密度も濃くなった。
もちろん、濃くなっているのは私だけで、ダンサーは置いてけぼりを食らっている感はゆがめない。
もちろん、amy等のレベルになると、置いてけぼりになることは無いが。
さて、明日からヘルシンキだ。
北欧は安全というが、それは無いということを先日の事件が証明した。
日本同様、平和ボケした国々だが、どんな対策を講じているだろうか。
その意味で入国が楽しみでもある。

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