「顔」は、どう作られていくのか?そんな事が気になる。
私は前に書いたように「汚い顔」という言い方をする顔がある。
それは欲や幼いままの自意識が現れているからだ。
こればかりは、隠しようもない。
でも、それが見えない人も沢山いる。
もしかしたら、見えない人が大半かもしれないが。
もちろん、人は見たいことしか見えないのだから仕方がない。
今日、後輩のミュージシャンからメールが入った。
先輩のドラマーが相当やばい状態らしい。
末期だ。
行こうにもいけない。
明日からスイスに飛ぶからだ。
それがどうした、ということではないが、人生のタイミングとはそういったものだ。
つまり、思うようにならないのだ。
彼はどんな顔をしていたのか思い出せない。
もちろん、現役の顔は思い出せる。
彼は汚い顔ではないが、幼い顔ではあった。
人生をどう捉えるのか、その現れとしての「顔」だ。

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