出来ないのは?

全身をストレッチする。
ストレッチされると、全身は竹のようなしなやかさを保ちながらも折れない。
だから、腕や肩付近を補助するだけで起き上がれる。
ワーク・ショップでは定番のワークだ。
先日の沖縄でも行った。
ところが、これが出来ない人がいた。
30数名、どんな体型の人も出来たのだが、一人だけ出来ない人がいた。
「どうして出来ないのか?」全員に尋ねる。
もちろん、正論としての「ストレッチされていないから」は出るが、正答には届かない。
「では、どうして出来ているのか?」となると、これも正論として「言われたことをやっているから」となり正答にはならない。
ここでの正答のモデルは、「人は他人の為に出来ることはない。だから、出来ることの限界までやる」がある。
この裏には、他人の為とやってくれている人に対して、自分は限界まで協力しているのか、がある。
だから、出来ない原因は、出来ない人は、「補助されているだけで、自分からその補助に協力していない」つまり、自分のやるべき事をやっていないということなのだ。
逆に言うと、出来ている人は無意識的に協力しているから、その事が頭には浮かんでこないのだ。
だから、その事が抜け落ちてしまうのだ。
という学びの時間を、全員が持てた。
気付ける事は、どこにでも転がっているということだ。
2月17日からは福岡でのワーク・ショップです。
http://rbchinoriron.web.fc2.com/workshop.html

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