もしかしたら逆ナンパ?

アリビとボルドーを終え、パリの何時ものホテルに戻った。
とは言っても、夕方にはWorkshopが始まるから、本当に一息だ。
何しろ、私自身の日本での稽古やWorkshopもあるので、海外では、どうしてもきつめの予定になる。
パリには60名ほどの受講者がいたそうだ。
何時も使う体育館ではなく、レオさんの生徒が持つ道場だった。
ホテルの朝食は、何時もながら豪華だ。
だが私が余り食べないので、ある意味もったいない感じなのだ。
コーヒーとジュース、そこにヨーグルトくらいしか食べないからだ。
このホテルには、以前書いた物凄くチャーミングな笑顔で迎えてくれる女性スタッフがいる。
もちろん、何時もではない。
曜日によるのか、日程によるのか知らないが、時々おめにかかる。
笑顔と迎えてくれる「ボンジュール」が何とも言えず気持ちが良い。
何度かそのスタッフと出くわし、その笑顔に気持ちが明るくなった。
その事を、一度無茶苦茶の英語で伝えてみた。
「朝に笑顔をみると、一日中気持ちが良いです、ありがとう」と。
彼女も喜んでくれたことで、何となく言葉は通じたかなと思っていた。
今回は、3日目の朝にであった。
相変わらずの笑顔だった。
一言二言言葉を交わすと、一寸待ってと言われた。
何やらメモに書き出している。
メモをちぎって、私にその紙切れをくれた。
メールアドレスが書かれていた。
??????
その一言二言は何だったのか?

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