基本的なねじれ

今日は改めて「ねじれ」に挑戦した。
腰を止め、上半身(両肩)からねじっていき、そのねじれが腰に伝わり、腰が動くという、ごくごく基本的な体感訓練だ。
その腰を前後ろから、しっかりと捕まえておいてもらうと、そのねじれの伝わりを体感しやすい。
伝わり腰が動くと、前後の人は当然転げる。
しかし、「転げる」が目的となると残念ながら転げない。
どこかでねじれが途切れたり、力みでねじれが途切れるからだ。
稽古を見ていると、やたらと汗をかく人がいる。
おかげで、道場を開いた当初「汗をかいたら破門や」と皆に話していた事を思い出した。
これは、自分のやりたいことに一生懸命なだけで、稽古のテーマに対しては一生懸命ではないということの証拠だからだ。
汗をかく爽快感を求めるなら、他の道場が良い。
そんな事も言っていた。
久しぶりにねじれをみっちりやったら、脇腹から腰の上辺りが張っている感じがする。
今までに無い感覚だ。
これで一つねじれの経路が増えた。
身体を感覚していくと、無限に張り巡らせた線が出て来る。
身体一つで一生遊べると思ったことが現実化している。

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