人に触れる

終わった!
受講して頂いたみなさん、ありがとうございました。
変則的な日程にも関わらず、何時も以上の人達が受講してくれました。
今回は、特にアシュタンガヨガの先生、田中あやさんが多くの人にワークショップを紹介してくれたので、私としては出会うキッカケの無い人が沢山受講してくれました。
思えば、2005年から始まった、日本国内でのワークショップですが、今回のワークショップを見ていて、一つの幕が閉じ、新たな幕が開いた感じを持ちました。
こういったキッカケは、多分沖縄でのワークショップを始めた事に起因するのではないかと考えています。
流れはよどみ無くあるのですが、石を一つ置くだけで、何時の日かその流れを変えてしまいます。
そこには、考えに上がってこない多くの因子があり、それが「石を置く」と意図的な行動となっているのです。
流れが変わった時に、そういったことに気付きます。
いずれにしても、今後のワークショップがまた楽しみになってきました。
「関係」とキーワードを、本当に体感、そして体現へ。
そこを徹底的に掘り下げるワークになっていくことと思います。
最終日のワークで「腕を捻る」をやりました。
ある理学療法士とボディワークの先生が組んでいました。
ボディワークの先生の肩が硬くてうまくいっていないように見えていました。
私が変わって捻ると、肩は一瞬でほぐれたので、「全然違う」と先生が驚いていました。
「腕に触った」からです。
決して「どう触った・触り方」という方法ではありませんし、方法ではたどり着かないのです。
「人は本当に人に触れているのか」
そういった深い感性を持つのが身体です。
そこを開発しないで、どこを開発するのか。
それこそが潜在的な能力なのです。

Follow me!