わたしは、氷山の一角
いよいよ明日、でも席は残っています!
トークライブショー11月12日(土)午後2時~4時
http://2016hino.jimdo.com/
同じ事でも、気付くタイミングに寄って角度が異なる。
そういう気付きが、一つの事をより深くしていく。
よく書いている「視点」ということだが、それは自分自身が目的として持っているものがあり、それが視点を決めているのだが、ふと気付いたのが、自分では気付いていない目的もあることだ。
それは、自分が決めた一つの目的に対して努力していると、自然と蓄積されていくものがある。
もちろん、それは自分では気付いていないもの、気づかない何かだ。
その蓄積されたものが、視点を要求する場合もあるということだ。
その場合、その異なった視点に気付くのは、自分にとって違和感となる。
しかし、「どうしてこちらに興味が湧いたのか」を突き詰めていくと、自分では気付かない目的が姿を現す事になるのだ。
それは、自分の決めた目的よりもレベルの高いこと、あるいは、深いことの場合が多い。
「自分」という意識、あるいは「私」という意識ではあるが、それは無名の意識の氷山の一角なのかもしれない。
そんなことに30数年前に気付いた。
それから「わたし」という枠に疑問を感じ、外しにかかっていったのだ。
もちろん、それは意識で行っていったのではなく、「稽古」という実際を使ってだ。
こういった具体的な方法を持たなかったら、たちまちの内に「自分なり」という奈落の底に落ちてしまうからだ。
あくまでも、自分自身を客観的に評価できるものを持っていなければ駄目なのだ。
一般的に言うと、それが仕事であったり、何がしかの作業であれば良い。
そこからしか、自分自身は見えてこないのだ。
東京ワークショップ 11月21日‐24日
http://hinobudo.wixsite.com/workshop