信頼できる人とは

トークライブまで後1週間です。
この人は治療家に向いているな、と思う人にたまに出会う。
決断力が半端なく早く、そして強い人だ。
そういう人は、その場のことに、恐ろしいほど集中できる人でもある。
そして、何があっても動じない、怯まない、逃げ出さない、そんな人だ。
もちろん、そういう人は、治療家云々よりも、信頼できる人だ。
男なのだ。
そして、言葉はさほど要らない。
それは、その時の状況から、色々と判断し気を回すからだ。
そんなことが、治療家としての絶対条件のようなものだ。
学校の勉強からは、学べない要素ばかりだ。
そういう人と一緒にいると、完全にリラックス出来る。
逆に向いていないだろうと思える人は沢山いる。
人には向き不向きがあるものだ。
しかし、世の中は、その向き不向きを分からせるシステムが無い。
逆に言うと、「誰もが何でも出来る」と、その向き不向きという個性を殺してしまうようなものだ。
その道が自分に向いていないのに、「もっと頑張れば何とかなる」と思わされるということだ。
これは不幸だ。
向き不向きを知るには、小学生の頃からのクセや、これだけは何故か続いている、というものを探し出せば良いのだ。
きっと、何か見つかる筈だ。
しかし、ある意味で、そういった事は分からないとも言える。
それは、何をしていても、自分に対する一抹の不安のようなものが過る事があるからだ。
もちろん、私もそれはある。
しかし、「ま、ええか」とうっちゃる。
そこで考えだしたのが、「好きになる能力」を発動させる事だ。
自分が取り組んでいることに、普通以上の興味を持つ、好奇心を働かせることだ。
「何で？どうして？」
それが、もしかしたら向き不向きを超える鍵かもしれない。
出版記念トークライブショー11月12日（土）午後2時～4時
http://2016hino.jimdo.com/
東京ワークショップ　11月21日‐24日
http://hinobudo.wixsite.com/workshop
98回武禅のレポートをアップしました。
https://www.hino-budo.com/buzen5.html

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