実現を阻むのは自分

人はそれぞれに違う。
だから、武道の稽古でも、取り組み方が異なる。
現象として同じ様でも、その中身が全く異なる。
現象として違っていれば、即座に訂正することも出来るが、現象が似ていると、どの経路を通ってその現象を起こしているのかが明確に見えない。
そうなるとアドバイスが出来ない。
そこがやっかいなところだ。
だから「上手に失敗しろ」というのだ。
オーバーにやれば、その事が見えるからだ。
失敗しなければ成功に辿り着かない、という事を誰でも知っている。
但し「知っているだけ」だ。
その事を行動出来ないのだから、あるいは、行動として表せないのだから、知っているだけだ。
だから、知っていても全く意味がないのだ。
知っている事を自分に反映させられないのだから。
知識として知っているから、それを使えてこその知識だ。
しかし、それを使えなければ、知っているというのは一体何だ?
つまり、自分がやろうとしていることを知っている、という知っている。
そして、何をしているのかを知っているという知っている。
それは、どう考えてそうしたのかを知っているという知っている。
これらの「知っている」や、その隙間にある感覚的なことや、夢や想像が複雑に絡み合って、一つの行動が現れる。
自分でも分からない事が沢山あるから、逆に分かっている事くらいは、明確にすることが大事なのだ。
しかし、失敗をしなければ成功へは辿り着かない、という行動を取れないのは何故か?
「失敗は間違い」「失敗は取り返しがつかない」「失敗が怖い」何よりも「失敗は恥ずかしい事」という自意識の幼さを原因とする言葉を持っている事の間違いだ。
その言葉を持っていること自体が、人生での一番大きな失敗だ。
それこそ、取り返しがつかなくなるのだ。
何しろ、思った事、やりたい事を、自分自身が絶対に実現出来ないようにしているのだから。
というようなことを話すと、大方のひとは、その事を「思う」あるいは、「そうか」と思う。
それも、自分を行動させない理由の一つだ。
思っても納得しても、行動は起こらない。
「やったらええだけ」「それを続けたらよいだけ」
どうして、この単純作業を繰り返せないのか?
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