明日は大阪最終日です

普段のワークショップは、土日は増えるものだが、今回の大阪では全くその気配は無い。
何の根拠もなく「秋だからかな」と解決している。
今日は人数が少ない分、一つのワークに徹した。
もちろん、そうすることで勘違いしている人は、全く出来ていくことはない。
素直に取り組んでいる人は、完全に実感や体感を得る。
明らかな差が出るのだ。
3コマ目の「表現」では、平均年齢が高い組みが、若い組よりも集中度が高く、当然獲得率も100パーセントだった。
若い組は、残念ながら何のことやら分からない、と迷走した状態で終わった。
組に分かれモバイルで写真を撮り、姿を確認するようにした。結果は明白だ。
役者には、このワークは必須なのだが、芝居と実際の区分けが苦手で、結局迷走で終わった。
どうしてそうなるのか、ここの意味が分からない。
来年の4月フィンランドで役者達のワークショップと公演をする。
その時に、フィンランドの役者にも同じワークを試してみようと思っている。
どんな違いがあるのか、そこを知りたいからだ。
何時も書くように、言葉は全体である場合と部分の場合がある。
そして、その言葉には隙間が沢山あり、隙間を埋めるのは、それを聞いている人の作業だ。
そこの作業が綿密な人が、その言葉を実体化していくのだ。
だから、「自分の力で考える」という能力が絶対的に必要なのだ。
さてさて、明日は楽日になる。
明日の楽日も、一点獲得型のワークにしようと思っている。
誰かは出来るが、誰かは出来ない。
その差が明確になった時、出来ない人は気付くだろうか。
ヒントなど、そんなものしかないのだから。
出版記念トークライブショー11月12日午後2時~4時
http://2016hino.jimdo.com/
東京ワークショップ 11月21日‐24日

http://hinobudo.wixsite.com/workshop

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