江之子島は歴史的な建造物
ワークショップの会場である、江之子島文化芸術創造センターは、元大阪府庁だったそうだ。
大阪大空襲でも焼け残った建物だ。
いわば、歴史的建造物なのだ。
天王寺に住み、自転車で長堀川沿いに走り、四ツ橋にあった天文科学館や天保山まで、よくいった。
しかし、この「江之子島」という名称を聞いたことがなかった。
職員の方に、この江之子島は昔からの名称ですか、ととんでもない質問をしたものだ。
しかも、直ぐ近くにある靭公園は、植字工として働いていた会社の目の前だ。
ほんと、近所までは行っていたのだ。
人生とはそんなものだ。
すぐ隣に何かあっても、それを見つけられない時は、どれだけあがいても見つけられないこともあるのだ。
もちろん、この江之子島の話ではないが、そんなものだと感じた。
武道の言葉に「極意とは己が睫毛のごとくにて近くにあれどもみえざりけり」があるが、まさにその通りだ。
武道をやる人の多くは、潜在的にスーパーマン的技や能力を欲しがる。
しかし、極意は地道な稽古や訓練、そして、思案が作り出すものであって、自分の外には無いという話だ。
ワークショップは、明日、明後日の2日間だ。
大阪Workshopは、まだまだ空きがありますから、興味のある人は是非足を運んで下さい。
拙著「考えるな!体にきけ」の実際版です。
大阪ワークショップは9月22,23,24,25日です。
https://www.hino-budo.com/workshop-schedule1.html
10月「武禅」は残り2名です
https://www.hino-budo.com/buzen4.html