身体が動くうちに
スイスで活躍するダンサーの悠ちゃん。
昨年のGenevaのワークショップでは、相当動いてくれた。
元フォーサイスカンパニーのダンサーマーツがどうしても、私をGenevaに呼ぶといって始まったものだ。
その時、受講してくれた一人に白髪の女性がいた。
何とマーツがダンス学生時代の先生だったそうだ。
マーツは先生が受講してくれたことをとても喜んでいた。
その先生は有名な振付家だそうだ。
話は飛ぶが、来年マーツは私のワークを受けに日本に来ることになっている。
その振付家は、私のワークをどうしても受けたいから、「日野をGenevaに呼べ」と言っているそうだ。
それを聞いた悠ちゃんが、マーツに連絡した。
そこで急遽、来年の3月には、Genevaに行くことになりそうだ。
という様に、トップダンサー達の繋がりで、外国でワークショップを開く機会がどんどん増えるのだ。
Genevaの前にはバゼルで、振付家の為のワークショップを開く。
マーツには、その内外国向けの本を書くから、と言っていたが、その内等と悠長な事を言ってられなくなっている。
何だかんだと言っている内に、私は来年は69歳になる。
ヨーロッパでの武道のワークショップでは、バケモノだと皆いうが、何時まで身体が動くのかは分からない。
だから、動ける間に動いてやろうと思う。
その結果が、海外でのワークショップが増える原因だ。
もちろん、それは日本でも同じだ。
私を知る人は、まだまだ動けると思っている。
がしかし、年を重ねているのは事実だ。
だから、動ける間は動いてやろうと活動しているのだ。
それと、私の身体論だから、本家本元が動いていないことには説得力が無いだろうし、そんな身体論の理解者を増やしたいからだ。
間違いなく、世界をリードしている日本の身体論だからだ。
岡山ワークショップ 9月17日-19日
http://rcokayama.nomaki.jp/
大阪ワークショップは9月22,23,24,25日です。
https://www.hino-budo.com/workshop-schedule1.html