アウトプットが大事
大阪のワークショップは、会場がスタジオということもあり、毎年の京都ほど沢山の人を収容出来ません。
まだ、大丈夫ですが期日前になると、駆け込み申し込みが一挙に増え、残念ながらお断りする場合もあります。
お申込みされる方は、お早めにしてくださいね。
そうそう、10月「武禅」も、残り3名限りです。
ブログを書いていると、スラスラと行く時と、行かない時がある。
しかし、無理やりにでも書き続けていると、自分の考え方がまとまったり、一段階深くなることがある。
つい先ほど一つまとまった言葉が有る。
「身体操作というのは、いわゆる運動や体操ではない。自分が自分の身体を獲得する事である」がそれだ。
他人にとっては「へぇ~」くらいのものだろうが、私にとっては、この文章だけで全てを包含しているのだ。
いわば、公式を作り出しているようなことが、私にとって文章を書くということだ。
その公式の発見が目的で、ブログを書き続けている。
もちろん、書くという事が引き出してくれるから、ブログに限ったことではない。
私は、昔から興味あるものだけは、覚えるのは得意だ。
当たり前か。
そこをよくよく思い出してみると、直ぐに文章に書いたり人に話したりをするからだ。
生徒達にも「書け」とよく言う。
自分の頭の中にあるものは、頭の中からでは見えない。
だから、どうにかして見る必要があるのだ。
その一つが行動、一つが書く、になるだろう。
自分の行動や、書いた事を見えるようになると、自分の師は自分だと気付く事になる。
つまり、自分を成長させるのは、自分しかないのだ。
「しかない」というのは、例えば、本を読むことで、あるいは、他人の話を聞くことで、成長させることは出来る。
しかし、それが出来るというのは、自分を見えるからなのだ。
自分を見えないのに、つまり、自分が何を考え、どんな行動しているのか、その行動は考えに沿っているのかが見えないのであれば、他人の書いたものや考え方など、自分に照らし合わせること等出来ないということだ。
今、昨日までワークショップをしていたリモジュの街から、パリに向かう列車の中で書いている。
見渡す限り畑だ。
見ているだけで飽きてしまう。
その昔、オランダでスキポール空港へ向かうタクシーで、「オランダに山のようなものは無いのか」と聞いた事が有る。
タクシーは陸橋を渡るところだった。
運転手は「ここが一番高い場所だ」と大笑いした。
どこもかしこも広く平らだ。
パリに着くと、一寸一休みをしてワークショップになる。
大阪ワークショップは9月22,23,24,25日です。
https://www.hino-budo.com/workshop-schedule1.html