人の魅力

先日の「明鏡塾」体験セミナーに、薬剤師の白石先生も受講してくれた。
セミナー終了後の打ち上げ。
これが最高だった。白石先生のミニミニセミナーになってしまったのだ。
http://hikarudou.com/
腸の話、酵素の話、薬の話、健康の話。
皆、白石先生の大阪弁と、知識の確かさに大爆笑と共に感嘆した。
生きた知識はこういうものだ、という事を知らしめてくれたという側面もあった。
全員医療従事者だから、余計に盛り上がったのだ。
私も含め全員、白石先生の人柄に惹かれた。
白石先生は、実家が薬局ということもあり、自分のアトピーを治したそうだ。
そんな話を、昨年あるセミナーで講師としてご一緒し知った。
そこから白石先生との交流が始まったのだ。
自分の身体で実験し実証し、というところが、私としてはピンと来たからだ。
「引き寄せ」という言葉があるが、正に引き寄せなのだろう。
と「引き寄せ」を考えた時、それは片側通行ではなく、相互通行だろうと確信する。
それが「出会い」という言葉に表されるのだ。
その意味で一方通行の「出会い」は、出会いではない。
もちろん、一方通行が悪いという話ではない。
一方通行で、自分が「出会い」だと思い、そこからいくらでも得る事が出来るからだ。
相互通行の場合は、もう少し発展系でそこに新しい何かが生まれて来るものだ。
しかし、その白石先生でもセミナーでは、相当苦戦を強いられていた。
「出来た」と感じていても、組む相手が変わると「あれっ?」となるからだ。
こういった、見ず知らずの人が集まるセミナーやワークショップでは、「日本人」の特性が良く現れる。
「みんなと一緒・嫌われるのが嫌」というのがそれだ。
だから、組んだ相手は「それでいい」と、直ぐに「成功」を出す。
実はそのことが、人を出来なくさせている、また、人を成長させないばかりか、自分を誤解させる元なのだ。
これは、ワークショップでは、再三再四注意をする。
それは武道でも同じだ。「技」にかかる、という状態があるが、これも実はこういった特性が潜んでいるのだ。
先生だから、仲間だから、という暗黙の意識が働く場合が多々あるからだ。
だから、最新の注意が必要なのだ。
道場以外では通用しない何かを得ても仕方がないからだ。
その意味では、それこそ「嫌われる勇気」が必要なのだ。
大阪ワークショップは9月22,23,24,25日です。
https://www.hino-budo.com/workshop-schedule1.html

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