コツコツが夢を掴んだ

陸上100☓4リレーで日本が銀メダル。
今まで、そんな時代が来るなどとは想像すらできなかった。
圧倒的な走力で、あの常勝国アメリカを破った。
ジャマイカについで2位。
有り得ない。
常に、アメリカの選手の後塵を拝し、決勝の舞台に上ることすら夢だった。
それが、銀メダルだ。
何かが変わって来ているのだ。
その変化が嬉しい。
東京では目の前にある金を狙うという。
その言葉が頼もしい。
今日は「明鏡塾」3期生の最後のセミナーだった。
一人の治療家の話が止まった。
「その止まっている時、何をしているのですか」と聞くと
「頭が真っ白で、何も考えていません」とおっしゃる。
頭を混乱させていることが分かるので、その原因を探るべく質問を投げかけた。
考えだすと、自分の考えている言葉に囚われてしまうという事を発見した。
「もしかしたら、分からない事を考えているのではないですか?」
「あっそうです」
「分からないことは考えても無駄ですよ、分からないことは、分かった時にしか分からないですから」
しばらくの沈黙の後、合点のいった表情になった。
「分かることを考える、やれることをやる、その先に分からない事が分かる時が来る」
そんな話をたっぷりした。
出来ること、やれること、それらをコツコツと積み上げて来たからの銀メダルだろうと思う。
コツコツの後に飛躍がある。
それが成長だ。
そこまではコツコツなのだ。
分からないことが分かったら終わりではない。
そこが新たなスタートになるだけだ。
またコツコツの日々である。
大阪ワークショップは9月22,23,24,25日です。
https://www.hino-budo.com/workshop-schedule1.html

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