考えるな!体に聞け。新刊発売

夕方、宅急便が小さな箱を届けてくれた。
拙著の新刊だ。
1997年辺りから、2014年くらいまでの雑誌秘伝での連載や特集の記事をまとめて一冊にしたものだ。
題して「考えるな、体にきけ(BABジャパン)」だ。
前半は「胸骨操作」から「連動」そして「体重の移動」その稽古法を並べている。
ワークショップを受講してくれた人や、何時か武道の教室に顔を出してくれていた人には、教則本の役目をする。
もちろん、初めて目にする人でも、体に興味のある人、意識に興味のある人にはお薦めである。
発売は8月22日だそうだ。
ワークショップでも「考えたらあかんで」と言う。
しかし、それは身体を操作する時の話だ。
そして、指示を出された時の話だ。
だから、実際は「考えなければ駄目」なのだ。
もちろん、身体を動かしながらである。
これが出来なければ、永久に「理解と動き」は別物になってしまうのだ。
「体にきけ」というのは、「と思う」ことではない。
体が答えを出せる程に、体を感覚しろということだ。
もちろん、感覚している「と思う」ことでもない。
本当に「感覚する」ことだ。
ここの「本当に」というところが肝である。
感覚している気になっている、のではない。
自分の体なのだから、あるいは、体という自分なのだから、感覚されていて当然だろう、ということである。
身体を動かしながら考えるというのは、自分が何をしているのかを認知しながらという事でもある。
その辺りの事を徹底的に突っ込んだ本である。
つまり、上達法の実際的な本でもある。
もちろん、ワークショップでも同じ展開をしている。
9月に入ったら、フランスのワークショップ、帰国後すぐに岡山9月17,18,19日。そして、大阪22,23,24,25日と続く。
是非参加して、生「考えるな、体にきけ(BABジャパン)」を体験して下さい。

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