好奇心が強いレオさん
レオさん達21人は、台風のように去った。
今日は京都泊、明日から東京だそうだ。
今回は、空手の人や、古武道の人もいた。
肘の力みを抜く為の個人練習や、歩く稽古等々、自分で編み出した個別の稽古を紹介した。
もちろん、それがどうかなるのかは別だ。
割と早めに飲み会は終わったが、質問が相当飛び出していた。
いわゆる雑談の中で、ナンバ歩きの話題になった。
レオさんはギリシャの壁画や、世界各地の歩き方、走り方を研究したという。
「正しい歩きや走りはあるのか」だ。
もちろん、正しい歩きや走りが有るのではない。
文化固有の形があるだけだ。
ただ、目的に合理的に合致しているのかどうかだ。
しかし、合気道をやる外国の人が、そんなことまで考えているのには感心した。
日本の武道をやっている人は、どうなのだろうかと思う。
別段、歩きや走りだけではなく、もっと様々な「正しい」とか「ほんとうは」という興味はあるのだろうか。
来月は、今回の参加者数人とパリやブリュッセルで再会する。