パリに支部が出来るかも?
例えば、「背骨を感じる」のワークをしているとする。
するとどうしたことか「胸骨はどうすればよいのか」とか「股関節の張りは」という具合に、全くワークの本筋を徹底的に質問してくる人がいる。
どうして、背骨を感じる、だけに注意を向けられないのか不思議でならない。
そういった傾向の人を見ていると、それは単に注意が散漫なだけ、あるいは、それが出来ないから他の箇所が間違っているのではないか、となっているからだ。
もちろん、出来なければ他の箇所を考えても良いが、それは、本筋に対して徹底的に挑戦してからの事だ。
そういった人達は、得てして身体に関して知識のある人、あるいは、身体感覚の良い人に多い。
そういった人だから、自分は直ぐに出来る、と思い込んでいるから、直ぐに出来ないとなると、こういった「私は身体に関して普通以上だよ」をアピールしているのかも知れない。
今回バレンシアに初参加の人が、昨日のワークである「胸骨操作」をしたことで、身体がバキバキになっているが、それは間違いなのか、と質問があった。
「40年は痛いよ」と言っておいた。
目をパチパチしながら驚いていた。
もしかしたらパリに支部が出来るかもしれない。
そんな話を昨日聞いた。
私の教えている事を、もっと色々な人に知って欲しいという動機からだ。
有り難いことだ。
しかし、きっと、全く違うものが生まれて来るのだろう思うが、それはそれで良いのだろう。