過去を引きずらせるのは口癖だ

過去とは何だ?
それこそ記憶でしか無い。
よく過去を変えられないというが、何を変えられないのかが分からない。
もちろん、出来事の事だとは分かっている。
しかし、それは記憶でしか無い。
子供の頃、鉄棒で飛行機飛びをし、誰よりも遠くに飛んだ、と「思う」。
過去は美化されるという言い方も有る。
本当に一番大事なことは何だ?
それは、過去の出来事の意味だ。
つまり、意味は自分自身が、過去を振り返る時点での方向性やレベルによって変わるものなのだ。
「今から振り返ると」という言葉の如くだ。
つまり、「今から振り返ると」という視点によって、過去は最悪にもなれば、最高にもなるということだ。
そして、過去は振り返る時点での教科書にもなる。
その意味で、過去をどう捉えるかが大事なのだ。
逆に未来とは何だ?
過去の蓄積なのか?
という疑問が湧く。
それはないだろう。
それはないというのは、未来は未来が現在を引き寄せるものだからだ。
どこへ行くのかという方向性は、「どこ」があるから方向性が生まれるのだ。
飛行機飛びで、誰よりも遠くに飛びたい、というささやかな希望でも、「どうすれば」という現在を作り、未来を引き寄せてしまうのだ。
と考えると、人はいくらでも変われるだろうし、可能性などいくらでも広がるということだ。
しかし、もちろんこれも一つに視点であり、現実にはそうはいかない事もある。
そうはいかないようにするのは「口癖」だ。
つまり、ある意味で過去を引きずる大きな原因は口癖だとも言えるのだ。
だから、未来への希望を持った時、そこに必要なのは口癖に気付くことなのだ。
「でもね・とはいっても・私には無理」は絶対に止めよう。
自分を壊す最高の言葉だからだ。

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