身体に追い付かない「わたし」

「的確な指示」の為には、何が的確なのかを知る必要がある。
それを知るためには「何が」としている事の全体を知る必要がある。
と色々理屈っぽく書いているが、書くほどにややこしくなる。
しかし、こういったことを、それこそ的確にやっているのが「身体」そのものだ。
何かを食べれば、それを消化するために、そして身体にとって有益なように、胃や腸他、ありとあらゆる器官が機能しているのだ。
細菌が身体に侵入すれば、それを防ぐように機能する。
それ等が順調に機能しているから、身体全体は生きているのだ。
しかし、「私」という意識は身体程精密には機能していない。
何故だ？
身体に意識は追い付いていないのか。
あるいは、追いついているが自分では気付かないのか

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