愚痴が出る

羽田には午後3時30分に到着。
その足で打ち合わせに。
帰ってからのヒレカツ定食で「日本に帰った」を満喫出来た。
2007年からレオさんの招聘でフランスでオープンのワークショップを開いている。
それが今では年に3回になっている。
今回は、テロを警戒して遠方の受講者は来なかった。
そういえば、パリではどこの商業施設でも、入り口を1箇所にし、ガードマンがかばんの中身をチェックしていた。
帰りの飛行機は、相当空席が目立っていた。
熱心な受講者達は、練習を積んでいるので、身体の使い方を心得て来ている。
そういえば、ダンス畑のエイミーもマーツも、その他熱心に獲得してやろうと思っていた人は、全部自分の分野で活かしてくれている。
そして、周りに広めている。
思えば、2005年にフォーサイスカンパニーでのワークショップから、「これは良い」と直感した人は、相当ダンスに反映されており、そこでのもっと高度なことを質問してくる。
しかし、それがどうして日本には無いのかが分からない。
「答えが欲しい」の一語に尽きるのだろうか。
答えを貰ったら、それで終わり。
あるいは、答えを知ったら、それが出来るとなるのだろう。
ボルドーでフランスで育った日本の女医さんと出逢った。
30歳代前半だが、その逞しさや自覚の持ち方は、日本で育っている人とは全く違った。
話の輪郭が明確なのだ。
だから、話をしていても楽しかった。
帰国すると愚痴が多くなって困る。
明日から熊野の道場の修理だ。
それで気分を変えよう。

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