やりたいことは、やれるように行動する

もしも自分に殻とか枠というものがあるとしたら、それを破ってからでないと、自分の殻や枠の正体は分からないものだ。
自分では、これが殻だろうと思っていても、あくまでの殻の中で思っていることなので、根本的には分からない。
井の中の蛙状態だからだ。
しかし大方の人は、そうは思っていない。
それは、根本的なことを考える、ということの訓練が出来ていないからだ。
ただただ、現象を修正したり、反省したり後悔するだけだ。
それらは気分を満たすだけで、実際としては、自分に対してさほど効果的には働かない。
むしろ、逆に働く。
「これほど考えたのに、反省したのに」があるからだ。
後悔しようが反省しようが、出来ないものは出来ない、破れないものは破れないのだ。
それは、出来ないことを出来るように、破れないものを破るために、というところでの「行動がない」からだ。
結局何もしていないのだ。
そういう姿を見ていると、どうして人は過去の自分にすがりついていたいのだろうと思う。
もちろん、素晴らしい過去であるならそれも分かる。
しかし、自己評価として殻を破れない自分にすがりついているのだ。
もちろん、人は全て殻を破らなければいけないのではない
。破りたい人、破ろうとしている人だけで良いのだ。
こういったことの原因の全ては人間関係だ。
人間関係から見た時に、自分に気付くことが多いからだ。
そこでアドバイスをする、こうしてみたら。
どんなことでも、自分の出来る範囲でやり続ければよいのだが、大方の人は一回二回でやめてしまう。
元の木阿弥だ。
そんなことを何年繰り返すのだろう。

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