ダンス関係のアファーが
ダンス関係のオファーが、昨年に続き今年も舞い込んで来ている。
ローザンヌの大学や、振付研究所等だ。
何れも、フォーサイスカンパニーにいたダンサー達からの要請だ。
こういった状況をみていて思うのは、誰とどう繋がるかということが、一番大事なことだということだ。
人は例外なく、一人で何かが出来ていくのではない。
だからこそ、「誰と」と言うことが重要なポイントになる。
「類は類を呼ぶ」「朱に交われば赤くなる」
子供の頃に親からよく言われた言葉だ。
「ほんまにそうやな」と実感したのは、20代になってからの事だ。
と言われていても、自分自身が例えば黒色なのに、黄色の人と繋がれる筈もない。
そんな事に気付いてからだ。
つまり、自分の実力に見合った人としか繋がれないということだ。
ということは、自分自身の実力を上げていくことしか、自分に出来る事はない。
その事によって、必然的に環境が変化していくからだ。
もちろん、実力を上げるというのは単なる比喩だ。
自分が進んでいる道をまい進するしか無いのだ。
「誰と」は、「誰かの」に繋がる。
誰かのというのは、自分が誰かの役に立つということだ。
それは自分で決める人もいるが、私の場合は自分では決めない。
自分では「何でやねん」というようなオファーも受けてみることにしている。
自分自身の先入観や固定観念をぶっ壊す為だ。
逆に言えば、もしかしたら私の先入観は、間違っていないレベルまで成長しているかもしれない、という事を検証したいからだ。
今年来ているオファーは、来年の分だ。
これは、昨年想像していた通りだ。
これからどうなっていくことやら。