写真を多用するのは
今日昼前に帰国した。
機内で、家についたら絶対にお風呂に行こうと思っていた。
歩いて15分程のところに温泉があるからだ。
とは言っても、行政が絡んでいるから塩素は入っているから、その匂いはする。
しかし、大きな風呂は気持ちが良いので、とにかく一汗も二汗もかいた。
この二日間の公開ワークショップは、使用前の写真と使用後の写真を多用した。
その事で、自分自身を客観的に見る目を育てなければならないことに、気付いて欲しかったからだ。
「一番最後の写真が好き」皆口々に叫び、とびっきりの笑顔になっていた。
その皆のとびっきりの笑顔が一番美しかった。
その笑顔を見たいから、ワークをやっているようなものだと気付いた。
膝の使い方、足の指先の使い方、縦系の連動の使い方、肩から肘の使い方。
それらを総合した時に、一番になったり5番になったりする。
「一つの形はこれだけの要素で作られているんだよ」
ワークの時に皆に話した。
だから、要素が明確に身体に馴染んで行くこと、それが身体の成長であって、観念が膨らむことをせいちょうとは言わないのだ。
しかし、身体を成長させなくても、言葉の数はどんどん増えていく。
そのアンバランスに早く気付くこと。
それが一番大事なことかもしれない。
これから、このプロジェクトのレポートを書かなければいけない。
また、Balletに対して武道の視点、稽古の視点から気付いた事も書かなければいけない。
しかしこの作業は、「身体塾」にとって非常に役に立つものだ。