不自由な西洋
直接西洋の文化に触れるのは相当面白い。
日本人の私の感覚との違いが良く分かるからだ。
主に言葉の解釈の違い、そこからの深さの違いが良く見えてくる。
また、言葉を使う時の拘り方も面白い。
本質を目指すために使う言葉だが、それ以前に、民族的な意味や歴史的な意味を持つから使ってはいけない、となることもある。
どうしてそこに拘るのかは分からないが、私から見ると相当重箱の隅的引っ掛かりがある。
そんなところが、大きく言えば戦争の元になるのだとつくづく思う。
特にballetのように、ある種伝統のある文化は、様々な理屈が支配しているから聞いていて楽しい。
もちろん、それが西洋なのだから文句は無い。
自由という言葉が西洋にはあるが、その言葉は本当に必要なのだと感じる。
色々な意味でがんじがらめなのだ。