自分に応じて

今日は早朝に羽田を発ち、熊野の道場に戻った。
案の定先日の雪は道場の周りだけ残っていた。
水も止まっており、これは完全に凍っている感じだ。
数日後の雨をまたなければ仕方がない。
ドラミングの調整で一汗、二汗かいている。
常に「どうすれば」が出てくるから、練習の材料にはことかかない。
しかし、この「どうすれば」は「どうしたいか」が先導しているから出てくるのだ。
だが、このどうしたいかも、実は今どうしたいのか、から、近い将来どうしていたい、その先の通り将来の「どうしていたい」という、幾重にも重なるものだ。
現実的な目標から、遠い将来の目的だ。
つまり、大阪から東京へ行く道筋で、京都なのか高槻なのか、新大阪なのか、そして名古屋なのか浜松なのか岐阜なのか。
という具合に、自分に応じてどこの駅を目指すのかが変わり、最終的に東京へ着くか、はたまたそこを通り越して青森へ行ってしまっていたのか。
というような事だ。
私の場合は、目的は東京にしているのだが、往々にして青森に着いていた、になることが多い。
これは、何時も元に戻るということをやるからだ。
つまり、東京へ行く為には、この体力では無理だろうと考える癖があるから、そこを徹底してやるからだ。
そうすると、知らない間に青森に着いていたになっているのだ。
大方の人のトレーニングは、前に進む形態が多い。
私は前に進みながら元に戻るという形態だ。
「守破離」を毎日しながら、前に進んでいく、という事だ。
明日はライブだ。
もう一汗かいて、仕上げていこう。
しかし、時差ボケ風邪の微熱で眠気が襲ってくる。
ええい、寝てしまえ!

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