昼食は釜飯
今日は朝から、昨日よりも多い人数だ。
知った顔が増えている。
ある武道の先生が「昨年先生を羽交い絞めした時、先生が水になったのには驚いた」と嬉しいことを言ってくれた。
この先生は、130㎏を超える体格だ。
もちろん、力も果てしなく強い。
だから、相手の身体を感じるしかないのだ。
しかし、受けを取るのが本当に上手だ。
体格の良い人の大方は、受けを取るのが下手だ。
鍼灸の先生らしい。
こういった日本人には見られない体格の人と稽古が出来るから楽しい。
そんな体格の人との稽古は、それこそぶっつけ本番だ。
そこにスリルがある。
自分の出来る事、出来ない事、そこを見分けられるのが勉強になるのだ。
準備運動と称して、歩くことで相手が倒れるをやった。
続いて、胸骨の上下運動。
そこからタックルでの胸骨運動。
技をかけて欲しいという年配の人が頑張って倒れないようにした。
仕方がないのでひっくりかえした。
こういう人は少なくなったのだが、我慢比べの好きな人は何時もいる。
道場で強さを見せつけてどうするの?
毎回いうのだが、話を聞いていない人はいる。
「ケガをするから、変な力を入れない事」言い続けるしかない。
そういえば、このおっさん、一昨年もこれだったのを思い出した。
午前中は、胸骨上下操作からの色々をやった。
昼食は嬉しい事に、昨日の「おかあさん」で釜飯弁当を作ってもらった。
ホテルで温めてもらい、部屋で頂いた。
お茶を飲みながらの食事は、身体の隅から隅までリラックスする。
そろそろ、迎えが来る。