ジュネーブ最終日

3年ぶりだか、何年ぶりだかお互いに忘れているが、元気なヤニスの姿を見た。
数年前、日本に合宿に来た時と変わっていないよく動く身体だ。
ブラジルからの帰りで、時差ボケが大変だという。
ワークショップは、ジュネーブのCompanyの人達が来てくれた。
悠ちゃんの古巣だ。
Dancerといえど初めてのことだからと思ったのだが、いきなり背骨を感じ取る、ワークから始めた。
それなりに、取り組むところがDancerだ。
少し経ってからワークの意味を説明。
意味を理解したところで、出来る筈もないのだが一応理解好きに合わせた。
福岡で悠ちゃんと顔を合わせても、余り話す機会が無いが、今回は随所にあったので、伝えられる事を伝えた。
Balletに関しては、本当の意味何かを変えなければ行き詰まりだと感じている。
日本の場合は、そこがとても顕著で、みんな競技会のためのBalletしかやっていない、というよりも、入賞することを目的としたBalletが主流だそうだ。
そんなことで芸術性など育つはずもない。
足が上がりジャンブが出来る。
何時も書いているように、それなら新体操でもサーカスでもいいじゃないか、むしろ、そちらの方が楽しめる。
そこまで込み入った話までした。
今回、マーツと悠ちゃんで私を呼ぶために、1年もかかっている。
本当に嬉しく、有り難い事だ。
もしかしたらパリ、あるいは夏の沖縄に行けるかもしれないという。
こちらとしては、それまでに何かを作り上げる手前くらいまでやっておきたいと思っている。
明日は午前10時50分ジュネーブを発ち、ヘルシンキ経由で成田だ。
とんかつを食える！

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