Balletの為の身体操作6
今日は、先週の復讐だ。
それは、今週末にスポンサー達にレクチャーすることと、公開ワークショップをやらなければいけないので、ワークでしたことを一つずつ洗い出す為だ。
Amyが今回のワークでポイントとしている「姿勢」がスタートだった。
改めて胸骨、そしてChasseシャッセの為の膝。
そして、背骨を尾骶骨からの辿りである。
これは、縦系の連動ということで、私のワークの定番でもある。
背骨を辿れることが、姿勢を自然に正せることになるのだ。
これの正反対の身体前面での縦系も、同様の効果がある。
その縦系を精密に仕上げていく。
そして、体重移動だ。
これも「胸骨」から動くのだが、その方向によっては違ってくる。
そういった事を一つづつ仕上げていく。
今日の目玉は「足を上げる」だった。
もちろん、足は上げない。
インナー主導で足を釣り上げるのだ。
その要領を覚える為に、床に座り背骨を感じ取るのと同じ姿勢になる。
そこから、力を床方向に向ける。
厳密には自分の体重を、である。
「何だか水泳のシンクロのようだね」と大笑い。
「Balletの為の身体操作」という稽古。
これは、本番の舞台よりも難しいとamyはいう。
しかし、その事がDancerにとって大事なことだと直感している。
Dancerは本番をこなす事だけに労力をつかい、30歳を過ぎると疲れきってしまう。
それはおかしいと思っている。
この「それはおかしい」というのは、私がamy やForsythCompanyを初め、色々なDancerに話していることだ。
Amy はDancer自身を成長させる方法はないかと常々考えていたそうだ。
だから、私の身体論を知りピッタリ来たという。
今日は、ビデオインタビューがあった。
Amyが私との出会いについて話した。
当時ForsythCompanyのシリルとマーツが、私のワークを受けた後会ったそうだ。
その時「人生が変わった、amyも絶対に受けなければ駄目だ」と二人共大興奮状態で話したという。
それほど言うなら、ということで2006年のForsythCompanyでのワークショップに来たのだそうだ。
「これは本当に人生が変わる」と思い、それから毎年、そして東京や大阪のワークショップにも来るようになったのだ。
人生が変わる。
今回マンツーマンでワークをし、アドバイスを出す度にamyが進化しているし、その事をamyは実感している。
どんどん吸収し成長しているのだ。