土・日はオフ
土曜日と日曜日は休みだ。
土曜日は、通訳の武田さんがアムステルダムが初めてなので、美術館巡りでもしようかと、とりあえずゴッホ美術館へ。
しかし、土曜日だから長蛇の列。諦めて現代美術館へ。
そこは1960年代から70年代の芸術特集だった。
興味を惹かれて入ったが、あまりの量の多さに疲れてしまった。
私が60年代後半から70年80年にかけてジャズをやっていた頃、ヨーロッパはどんなセンスだったのかを知る良い機会だった。
改めて、様々なデザインや絵画を見ることで、センスの違いを認識出来たのは儲けものだった。
その美術館はアムステルダムで一番大きな美術館からしく、歩き疲れたという感じだ。
外に出てカフェで、日本語と英語の違いを話し合った。
同じ言葉でも、その言葉は右脳なのか左脳なのか、それともその両方なのかという視点からみると、また違った認識が生まれる。
その辺りの違いが、身体に対する指示の仕方、あるいは稽古の方法の違いに現れるのだろう。
レオさんが、写真スタジオで私のスチール写真を撮った時、そのアングルや絞り方、シャッターチャンスの違いを発見できた。
これらを言語化するには、まだ少し時間がかかる。
Balletと日本舞踊の違いは、こんなところにも見える。
それは武道でもしかりだ。
違いを知ることは、ほんとに大事なことだ。
ここを分かっていなければ、結局のところ分かり合えることにはならない。
そんな事を考えた土曜日だ。