Balletの為の身体操作4
Balletの用語を聞き、その意味を知るとかなり面白い。
何が面白いのかというと、それらは全て概念だからだ。
「軸」というのと同じだ。
もちろん、それがBalletなのだ。
しかし、では「どうやって」ということになると、そこに手がかりは一切ない。
つまり、Balletの為の身体操作とか、そのトレーニング方法が無いのだ。
Amyはロシアの先生に、ロシア式のBalletを習った。
そうなるとフランス式のBalletとは、相当違うらしい。
それぞれのポジションや動きも異なる。
にも関わらず、今日まで脈々と続いているということも面白い。
今日はジャンプに進んだ。
どのジャンプも同じだ。
また、足を使うということでも同じだ。
それは「膝」をどう使うか、そこが大きな要点になる。
如何に瞬時に脱力出来るか、あるいは、粘れるか。
そんな稽古をplie(プリエ)を使って行った。
ジャンプがよく分からなかったのでamyに見せて貰った。
そしてバーを使って何度も繰り返す。
「そうか、これが一番だ」と閃いたのが、やはり「膝」だった。
その事で、逆にplieがジャンプの基礎になる事を発見。
また、その時の「膝」の使い方や速度をどうするかが、Balletにとっての足のトレーニングになることも発見した。
そんな時間は、あっという間に過ぎてしまう。
昼食を取り、腕と上半身の動きの整理をした。
ストレッチされる身体の重要性を、amyは時間と共に理解していった。
「顎から下腹部迄のストレッチもやってみよう」というと、amyは「これは今までにやったことが無いね」と。
当たり前だ。
Balletのポジションや動きを見ていて重要だと感じたから、つまり、今閃いた事だ。
そのストレッチが身体を動かした時は、全ての姿勢を明確にさせていった。
Amyが喜びはしゃぎ過ぎる。
確かに誰が見てもarabesque(アラベスク)での、足の位置や姿勢がクリアになっている。
後ろへ足も楽に上がるようになった。