Balletの為の身体操作法2
朝からのワークでは、「姿勢」にした。
とにかく一番最初の形だ。
もちろん、これは「胸骨」だが、実は縦系の連動も必要だ。
その事で胸骨に連動させ、完璧なポジションへ持っていく。
これはインナーマッスルが強烈にストレッチされているので、絶対安定だと言っても過言ではない。
但し、足は浮いた感じがする。
つまり、足に力みがないという状態だ。
だから、次のポジションにすんなり入れるのだ。
縦系の精密な訓練をし、背骨へと進んだ。
背骨の連関から顎を使っての胸骨までの展開、そして胸骨で起き上がる。
これらのストレッチと体感覚が常に必要なのだ。
その事で、体幹から腕や足が動き出すからだ。
午後3時から撮影が入った。
ビフォア・アフターを記録するためだ。
実はカメラマンの方は元Balletダンサーだ。
撮影終了後、「大変興味深いです」と、興味津々だった。
身体の動く原理、身体の仕組みからのBalletへのアプローチは初めてだろうからだ。
私は「線」という言葉をよく使う。
今回も多用している。
線を体感し、あるいは外に線を感じ等々だ。
Balletでも線をよく使うとamy。
それはイメージとしてのものだ。
もちろん、それはその世界のものだからそれで良いのだが、そこが実際になれば尚良いのでは、と言うともちろんと言う。
であれば、そこを具体化させる方法も稽古して行かなければならない。