出来ないことは無い

ドラムの稽古、武道の稽古、体操の稽古、シェーカーを振る稽古、りんごを剥く稽古、大八車を引く稽古、自転車に乗る稽古、喧嘩の稽古、台詞の稽古、思い出せばキリがない程、色々な稽古をしてきた。
それぞれがそれぞれを補い合い、やろうとしていることを達成して来ている。
しかし、そこの構造をよく考えると、決して積み重ねが結果を作ったのではないのではないかと思える。
もちろん、日々の稽古によって、それらは実現しているが、達成する瞬間、あるいは、達成する時期は積み重ねとは川一つ飛び越した状態になった時だ。
つまり、「突然出来る」のだ。
よくコップの水が溢れるまで分からない、という言い方をするが、正にそれだ。
一つは「やろうとしていることがある」があり、それに向かって練習を積み重ねる。
その内、やろうとしていることを忘れてしまう、になり、それが潜在意識に移行される。
そうなった時から、達成への階段を上がっているようにしか思えない。
頭の中で、ゴチャゴチャやっている内は、どんなことでも達成もへったくれも無い。
「達成」という言葉も「出来た」という言葉も、そういった言葉が頭から消えてしまってから、本当の成長、あるいは、達成、実現への道なのだろうと、この年になると見えてくる。
しかし、その事自体は、自分で獲得するものであって、知識として鎮座させるものではない。
この辺りの事を、どういう言葉で解き明かせるのか。
そんな事を知るのも、ワークショップや明鏡塾だ。
そこでのワークは、全部そういった事を考慮した組み立てになっています。
だから、稽古法のワークだとも言えます。
何かが出来ない人は「やり方・考え方」が間違っているからであって、出来ないのではありません。
そんな事も知ってほしいのです。
身体はみんな例外なく天才なのですから。
明鏡塾のお申込みは締め切りに近づいてきました。
http://realcontact.jimdo.com/
東京でのワークショップは、場所が狭く定員制にしました。
https://www.hino-budo.com/workshop-schedule1.htm

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