サにブラウン、凄い!!

昨日世界陸上で、サニブラウン高校2年生の選手が予選を通過した。
私は前日まで、この高校生を知らなかったので、てっきり以前騒がれていた高校生かなと思っていた。
予選とはいえガトリン選手と並んで走る姿は、力強く頼もしく見えた。
2着でゴールした時は、思わず拍手をした。
目的が明確で、その事に全力で取り組んでいる姿は「美しい」の一語だ。
しかし、女子三段跳びで優勝したイバルグエン選手が助走を始めると、見ているこちらの身体まで動き出すのには驚いた。
見入ってしまうのと、動かされてしまう、この違いは何か?
パフォーマーは、そんな事に視点をおいて見ているだろうか?
また、その事が「関係性」という言葉の中にある、層構造だと認識しているだろうか?
日常生活では、こういった競技のように目的が明確ではないし、日常は競技では無いが故に、自分の言動という実際に対して無頓着でも過ぎて行く。
ああだ、こうだ、と、自分が勝手に作り出した悩みや問題を、後生大事に抱えておれるのだ。
という視点など浮かんでも来ない程、自分に対する感性が鈍りきっている。
どんなことでも、本質は単純明快だ。
目的があり、それを実現する手段を持つ。
そしてその手段を全力でやり切る。
ここに、ああだ、こうだが入る余地など何もない。
そんなことまで考えさせてくれる。
それが年齢なのかもしれない。
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