バレンシア3
様々なやり方で「力の方向を変える」をやった。こればかりは、相手は力任せで押してくる。そのプレッシャーに負けずに、腕の力を緩め肩の回転と肘への連関だけで方向を変える。
みんな目を点にしながらも取り組む。
昨日は、日本人シェフがいる日本料理店へ誘われた。店を見た途端「これは高い」と感じた。大阪のおっさん根性が直ぐに出る。
案の定一人47ユーロだった。
その割には、……という感じだった。
食事の途中で、数秒完全に落ちた、寝てしまったのだ。
きっと暑さで疲れていたのだろう。
連日の猛暑は、外にいるだけで疲れる。
初めての人もいるから、身体のポイントについて話した。
身体にポイントを付け、そこを「どう動かすか」ということが、がむしゃらな力や表層の力みを無くすことになる。
というような話は通じるのだろうか、と疑うが、一応話しておくことが何かの時の指針になるかもしれないと思うから話す。
それはまた、身体に意思を持たせるということにもなる。
明確な身体のポイントのコントロールは、身体の存在感を作り出す。
そういった深い意味もあるのだ。
今日は、どこにもいかずに部屋で夕ご飯を食べる。
連日、深夜にお腹がいっぱい状態になるのは、絶対にいけないだろう。
モーニングコーヒーがさほど美味しくないことがそれを物語っている。
今日の朝は、久しぶりに胸骨操作をし、胸骨と肘の連関を色々なバリエーションで試した。
夏は定番のカレーだ。
昼寝をして夜に備えよう。