「武禅」残り僅か

国民総背番号制について、色々と取り沙汰されている。
それは年金機構がハッキングされた件も大きく関わっている。
そこを突いたり、リスクを並べる評論家が沢山いる。
言いたいのはこの制度の良否ではなく、新しいことをやろうとすると、必ずもっともらしい意見を並べてぶち壊す人がおり、大方はその意見に振り回されてしまうことだ。
もちろん、もっともな意見はもっともなのだ。
石橋を叩いているのだ。
それ自体は間違ってはいない。
しかし、度を越すと何も前には進まない。
新しいことはやってみて、駄目ならどんどん変更していけば良いだけだ。
やってみなければ分からないのだ。
新しいことをする側の人間も、一度決めたらそれを変更するということには二の足を踏む。
いずれにしても、前に進まない。
そんな両方の体質を持つのが日本人だ。
だから、新しいことをやろうとする人間が出て来ないし育たないのだ。
日本では出る杭を打つ、とはよくいったものだ。
もちろん、ぶち壊す人に「じゃあ、どうすれば良いのか」と代替案を問うても、中々現実的な意見は出てこない。
訳の分からない型稽古と同じだ。
そんな中で、我が道を行く人や企業も沢山ある。
一般から見れば例外的な人だ。
つまり、何時もささやかれているように、古い体質のところ、一般的に言う波風の立たないところからは、何も生まれないということだ。
固定観念にとらわれていては前には進まない。
前に進むのが良いのではない。
時間とともに生きるとなれば、前に進むしか無い。
良否ではなく当たり前の事なのだ。
この、もっともらしいぶち壊しと、一度決めたら変更できないという二面は、個人の中にある。
そんな自分に気付き、身軽になっていく。
そういった事も「武禅」での目的の一つだ。
この二面は人との関係もぶち壊す。
というより、最初から関係を築けない。
7月「武禅」は今月一杯で締め切りです。
残り席は後僅かです。

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