熊野へ
月曜日は早朝5時前の山手線に乗った。
多分、生まれて初めてだろう。
しかし、この早朝から沢山の人が乗っているのには驚いた。
さすが東京。
始発ののぞみに乗らなければ、確定申告に間に合わないのだ。
そんなことを考えたら、熊野は遠い。
もちろん早起きした介があって申告には間に合った。
道場の中から、外にでると雨上がりの山の香りが鼻をつく。
それが何とも落ち着くというか、心地良いというか。
生き返った感じがした。
確定申告を終え、週末の「武禅」の買い出しにも間に合った。
買い出しは一度では済まない。
生物もあるから、買う順番が難しいのだ。
もちろん、それは私が考えるのではなく妻が考えるのだが。
日曜日の教室で、無茶苦茶嬉しい話を聞けた。
教室に通う医師が、「身体」ということについて、また「関係性」ということについて、非常に重要な事だと興味を持ってくれたことだ。
正面から向かい合う、あるいは、丁寧に、そういったことを、医院で実践してくれていたのだ。
そうすると患者さん達の顔がほころびだし、元気になって来る人が増えたそうだ。
声もかけてくれるようになったという。
そんな「人」に対して親身になる医師が増えて欲しいものだ。
「明鏡塾」で1ヶ月の成果をそれぞれが話してくれたが、概ね良い方向だそうだ。
それぞれが垣根を取り払い、それぞれが協力出来る。
そんな体制が出来ればこれほど嬉しい事はない。