自信を教えることは出来ない
私は日頃から、同じことだけをするのではなく、他のスポーツもやる方が良いといっている。
そこから、本部に来る空手の先生は、バレーボール部とラグビー部、空手部ソフトボール部の4つの部活で、今日は空手、今日はラグビーと、他のスポーツをやるようにしたそうだ。
これは非常に良いことだ。
それぞれのスポーツは発想が異なる。
そのことが頭も身体も刺激するからだ。
そして、最も良いのは、それぞれが自分の専門ではないので、楽しみながら出来る事だ。
それが、自分の専門の事に影響し、悲壮感漂う「俺はやっている」から脱却出来るのだ。
当然、成績は向上する。
何も専門的な身体を操作する方法を学ぶ必要はない。
それよりも、他のスポーツや何かしらの運動をすることで、身体に刺激を送り脳に刺激を送った方が良いのだ。
もちろん、これらが全てに当てはまるのではない。
その時期や、やる人の条件によるのだ。
例えば、レスリング日本一になった少年などは、ラグビーをやりそちらでも頭角を現してきている。
その事で、知らず知らずのうちに自信を持つようになり、レスリングも以前よりも強くなっている。
つまり、何でもかんでも純粋培養的に習えば良いのではないし、それでは習えないものも沢山あるということだ。
特に「自信を持つ」というようなことを教える事はできないのだ。