明鏡塾は

インフルエンザのおかげで、正月はきっちり寝正月になった。
実はこれが一番の苦痛である。
私にとっては拷問に等しい。
子供の頃から、事ある毎に「じっとしていなさい」と言われ続けていたくらい、動かずにはいられない性質だったからである。
もちろん、それは今年67歳になっても変わるはずもない。
その意味では、武道にしろドラムにしろ、体操にしろ向いていたのだろうと思える。
2月から再開する「明鏡塾」は、治療に関わる人だけを対象にしたワークショップだ。
昨年は、田中さんを初め、親しい人の死と出会った。
当たり前の事だが、そこには必ず看護や介護をする人がいる。
もちろん、医者もいる。
それらの人達の挙動一つ一つ、言葉の一つ一つが、当人や家族の気持ちに直接作用する。
ということを知ってはいるだろうが、その事を何も感じてはいない、ということを感じる。
それは、今回だけに限った事ではない。
私の母の病院生活を初め、多くの人達の人達と接し感じている事だ。
人は言葉一つで元気にもなれば、弱りもする。
接触の違和感も、同じような働きをする。
その事に余りにも無頓着な医療従事者が多い。
そこを知り、そのことだけでも変われば、患者さん達は安らぎを得る。
そういった、直接どうすれば治るのか、ではなく、目に見えないが、実は直接こころに影響し身体に影響するところを勉強しようと言うことが目的である。
武道での接触の大前提は、相手に違和感を与えてはならない、がある。
何故なら、それが相手に敵意を抱かせ、争い事を余計に大きくするからだ。
また、それがお互いの生命の危機を引き起こすからだ。
と、達人達は自らの生命をかけて、それらを獲得した。
その相手との関係性を、医療に置き換えて皆で勉強していこうというのだ。

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