当たり前を発見するのは大変
●昨年に続き、二度目になる大阪での講演会です。
「人生を生き抜く智慧・達人の真髄はコロンブスの卵だ」
笑いますよ!
10月26日
http://ilt.jp/extra01/entry.html
10月26日は1年ぶりの講演会です。
題目は別として、話の中身は「人は何に気付いたから達人になったのか」です。
これは、武道の歌として残っている言葉に答えがあります。
「不思議なる極意ばかりを尋ねつつ、表にあるを知らぬはかなさ」です。
当たり前の事を当たり前に見る事、考える事、鍛錬する事それが達人への近道だという言葉です。
しかし、この当たり前を見付けるのが、中々厄介な事です。
例えば釘を板に打つとしましょう。
釘の頭に正確に玄能の重さが乗れば、釘は真っ直ぐに板に打ち込まれます。
当たり前の事です。
しかし、玄能の重さをそのままに釘の頭に乗せるのは、相当難しい技術です。
少しずれると釘は曲がるし、少し力を入れても釘は曲がります。
私は道場を建てる為に何千本と釘を打ちました。
おかげで、この「釘を打つ」を身体で発見しました。そ
れは、ドラムという楽器をやっていたことも、大きなヒントになっています。
そんな当たり前の事に気付いていく、その積み重ねが達人なのです。
そういった話をエピソードを混じえた大阪弁で語ります。
武道に縁の無い方でも楽しめますので、是非お越しください。