プレッシャーは楽しい

純粋に話をするだけで120分。
これは拷問に近い。
身体で喋るのであれば、いくら続けてもいける。
先日のフィンランドの2日目は、強行スケジュールだった。
経費を抑える為に、ワークショップ終了後その足で空港へ行くというものだ。
その為には昼食抜きで、10分程の休憩を挟んで5時間ノンストップで行った。
それでも意外と疲れないものだ。
それは楽しいからだ。
話を一方的にするのは苦手だ。
会話をするのは好きだ。
反応そのものだからだ。
と書いているが、これは私が私自身にプレッシャーをかけているのだ。
そうすると、絶体絶命になっていく。
その事が、頭をどんどん回転させるのだ。
ゆとりもなければ余裕もない。
リラックスも無ければ癒しも無い。
それが自分の中の何かをプッシュする役目を持つのだ。
もちろん、自分をプッシュする方法は、十人十色だ。
人それぞれのやり方がある。
いや、ある筈だ、と思う。
色々試せば、何が適しているのかきっと見えてくる。
見えてこないやり方もある。
それは「逃げる」という方法を用いることだ。
しかし、当人は逃げているとは自覚していない。
それは、頭を納得させる技術に長けているからだ。
自分に迫る出来ごとが有る時、無意識的に言葉を出す人、それは要注意だ。
逃亡者か夢遊病的逃亡者だ。
無意識的に行動しているは、出来ごとに対して対処する人だ。
26日の講演会は、そんな葛藤を持った人間が行うのだ。
会場に着いた時、多分一番プレッシャーが強い時だ。
もちろん、その自分を落ち着かせようとは思わないし行わない。
それが、逆効果になるからだ。
だから、知りあいを見付けて談笑する。
そうこうする内に時間になる。
会場で私が紹介され、一歩一歩壇上に進んでいく。
その一歩一歩が気持ちを落ち着けさせ、会場の雰囲気に反応する準備にはいる。
「こんにちは、日野晃です」後一歩で、反応が起こる。
●昨年に続き、二度目になる大阪での講演会です。
「人生を生き抜く智慧・達人の真髄はコロンブスの卵だ」
笑いますよ!

会場の都合でそろそろ満席です。お早めに申し込んで下さい。
10月26日
http://ilt.jp/extra01/entry.html
●おまたせしました。東京教室が10月5日より再開します。
https://www.hino-budo.com/tokyo.html
●秋の「武禅」11月1,2,3日受付開始しました。
https://www.hino-budo.com/buzen4.html

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