9月のパリへ

東京ワークショップ
9月12.13.14.15.16日

https://www.hino-budo.com/2014TokyoWS.htm
今回の東京ワークショップは、治療関係者が多いような気がします。
医師や理学療法士、整体師他の方々からの申し込みが多いのです。
これは本当に嬉しいことです。
患者さんが気持よく治療を受けられるということは、回復が早くなるということに繋がるからです。
9月3日からパリ・ブリュッセルと、秋のヨーロッパ・ワークショップだ。
思えば、秋の気候の良い時期のパリは数度しかないように記憶する。
それは、ヨーロッパでは秋から新学期が始まる事も関係する。
新しいシーズンになるので、道場関係は生徒確保の為に忙しいということもあるのだ。
バレンシアにも参加してくれていた人達は、宿題をどの程度消化しているのかを見るのが楽しみだ。
面白いことに、一番身体が大きく、力も人一倍強いデビットが誰よりも練習し「力を入れない・力まない」を理解しているのだ。
3人がかりで抑えこんでも、腕の一振りで3人を吹っ飛ばしてしまう程の怪力の持ち主だ。
だから、その彼に私を押さえ込ましたり、捕まえたりさせるのが一番の勉強になる。
その兄も熱心な人の一人だ。
兄は弟に勝てないとぼやく。
その兄は私のワークを受講することで、治療の仕方が完全に変わったと喜んでいる。
「触る」ということが私のワークの核の一つだ。
相手に違和感を持たせてはいけない。
これが鉄則だ。
もちろん、これは一朝一夕では出来ない。
しかし、その事に注意を払う、という方向に意識が向いている事自体で、治療の精度は上がるのだ。
突きに関しては、パリ警察の射撃の教授が最適だ。
身体能力がすこぶる高く、空手歴30年だ。
腕のネジレの稽古でも、宙返りをして外してしまう。
そんな楽しい連中、多種多様な特技の持ち主がいるので、何かにつけて学ぶところが多い。
私が教えに言っているのだが、私が学んでいることの方がきっと多いと思う。
コンテンポラリー・ダンスのフォーサイスカンパニーでのワークショップもそうだった。
彼らと出会ったことで、私の身体の繊細さは一段と増した。
驚くほど感性の鋭いダンサーもいた。
その人達と、一緒に稽古をすることで、私自身の身体は益々対応能力が高くなっていった。
関係というのはそういうものだ。
お互いに持っているものが有り、それを相互に共有し合える。
それが関係の手始めだ。
岡山ワークショップ
9月21.22.23日

http://workshop.digiweb.jp/
昨年に続き、二度目になる大阪での講演会です。
「人生を生き抜く智慧・達人の真髄はコロンブスの卵だ」
笑いますよ!
10月26日

http://ilt.jp/extra01/entry.html

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