意図が通じなかった

沖縄ワークショップ
7月25.26.27日
http://teedasmile.exblog.jp/19926879/
福岡では6回目になったワークショップだが、毎回来てくれている人も数人いる。
福岡での数少ない日野理論の理解者だ。
一回目に参加してくれ、今回スタッフ側に回ってくれたあゆみさん。
そのあゆみさんが「福岡での一回目のワークショップは、何が何やら分からなくて、途中で帰ったダンサーが沢山いたのですよ」と報告してくれた。
「そうやったんや」私としては、フォーサイスカンパニーのダンサー達と同等に、日本のダンサーを扱っていたのだ。
つまり、ダンサーとして敬意を表して同じやり方をしたのだが、それがどうも違ったようなのだ。
それは、ワークショップを重ねる内に理解していった。
何しろ私は、コンテンポラリーダンスを初めて見たのが、フォーサイスカンパニーでそこに踊るダンサーを標準だと思っていたからだ。
それと、カンパニーのダンサーを日本人が追い越して欲しいという願いも有り、極力彼らと同等に扱ったのだ。
もちろん、こちらの意図が伝わらなかったのだから仕方が無い。
一回目のワークショップでそんな印象をもったのなら、再度くる筈も無い。
しかし、しがみついて来てくれている一人の役者は、今回のワークを見ていると、相当成長しているのが見え嬉しくなった。
何回目かに参加してくれた、別府の老舗旅館の女将も顔を見せてくれた。
何時の日か「武禅」を別府でやろうと提案してくれた。
温泉付きの「武禅」は、冬場にもってこいかもしれない。
そんな楽しい話も飛び出していた今回の福岡だ。
またスイスのダンスカンパニーで活躍する悠さん。
彼女とは一昨年マルセイユでのワークショップに会ったきりだったが、今回は帰国と重なり受講してくれた。
悠さんは、ヨーロッパで私のワークを受けたいというダンサーが沢山いるから、自分で企画しようと思っていたそうだ。
丁度、マーツがスイスでのワークショップを企画しようとしていた事を話すと、二人でやるようにマーツに連絡を取るとの事だ。
人はそれぞれだ。
何が何やら分からない人もいれば、一生懸命学ぼうとしてくれる人。
今回のワークショップで、一人でも仲間が増えれば嬉しい。
次は、暑い時期に暑い沖縄でのワークショップだ。
東京ワークショップ
9月12.13.14.15.16日
岡山ワークショップ
9月21.22.23日

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