会話って何や

6月1日から東京教室は引っ越しします
場所:江東区森下3丁目11-12 千葉ビル1F
地図はhttp://yahoo.jp/m9Xx6B
https://www.hino-budo.com/tokyo.html
大阪教室にもフランス人が来た。
4歳から柔道をやっているという。
日本語も流暢に操る。
彼の口から「やろうと思ったら駄目、忘れてしまった時、自分では分からない事が出来る」と溢れた。
それを聞いて「あかんわ日本の柔道は負けるで」と思った。
まるで、私が話すような事を話す。
しかも、それを柔道で実践しているからだ。
もちろん、彼の言葉が実際にどの程度現れているのかは分からないが、少なくとも言葉を持っている。
つまり、思想を持っているということだ。
だから、質の高い実際が行われる筈だ。
また、その彼が生徒達に質問し、それの答え方を見ていて、改めて勉強になった事が有る。
そこでも彼が私と同じ様に「私にはあなたの頭の中は分かりません。出してくれなければ、何も分かりません」と生徒に突っ込んでいた。
質問の内容は、以前やっていた事と現在私に習っている事と、何がどう違うのか、というものだ。
もちろん、本質的な答えは返しているのだが、それはフランス人には分からない。
つまり、フランス人も自分が想像する答えが欲しいのだ。
生徒も相手が分からないのであれば、こう展開してみたらどうだろう、というようなことはしない。
そうなると、平行線だ。
といったすれ違いが展開されていたので、成る程、そうすれ違うのか、と感心したのだ。
会話は難しい。
お互いが頭の中で言葉や世界を進行させながら進むからだ。
それを例えて言うと、穴あき問題、虫食い算のようなものを、お互いが全く違う視点で進んでいるということになる。一体会話というのは何なんだ?
2014福岡ワークショップ
6月20,21,22日(金・土・日)
http://rbchinoriron.web.fc2.com/workshop.html

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