思いもかけない事が
4月28.29.30.5月1日京都ワークショップ
詳しくは
https://www.hino-budo.com/2014KyotoWS.htm
PCの調子が悪く、昨日も今日も繋がらなかった。先ほどようやく繋がった。
夕方からのパリも、超満員だった。
パリ市内の時にしか来られない人が参加したから、寿司詰め状態になった。
また、今回初めての人が沢山いたから、説明から胸骨操作、そして腕や肘への連関を前半、後半は上半身のストレッチから、そのストレッチされた個所の緩み、それを使った動きを一つ。
同じ事を繰り返すおかげで、熱心な人達の理解度は深くなっていくし、こちらも、新しいワークを思いつく。
自分たちで勝手にやる人達は何時もいる。
一度は注意をするが、治ることはない。
だからそれは放っておけ、ということで無視。
少しお年を召した方がおり、その方は一生懸命にやっている。
そんな人が大事だから、こちらも一生懸命にアドバイスする。
ピレネー山脈の方から、来たそうだ。
年齢を聞いて驚いた。
私よりも若かったからだ。
一番驚いたのは、もちろんその人だ。
58歳ということだが、私よりも5歳は上に見えた。
こん回は、みんなが驚く事が起こっていた。
左半身のマヒを抱えた人が、参加している。
特別扱いはしない、という条件を飲んでくれたからだ。
最初のワークで、左手がまるで感じないから動かないのだという。
「そんなことないやろ」と私が腕の付け根を刺激した。
もちろん、何も分からないと言った。
「よく意識を向けて見ろ」というと、しばらく腕に注意を向けていて、かすかに何かを感じる、といった。
「その僅かな知覚が大事なんだよ、この腕は誰のものでもなく、自分のものでしょう、であれば、もっと大事に注意を向けろ」と言った。
ワークが終わって、その彼がレオさんに何やら話していた。
レオさんがその人を連れて私の所へ来た。
「奇跡が起こりました。一度も上がった事の無い腕が上がるのです」と腕を上げて見せてくれた。
「良かったやん」と彼と抱き合って喜んだ。
そして記念撮影。
「動かない」と信じているから、腕に対して何の挑戦もしない。
自分の腕なのだから、やれることを考えだしやらなければ駄目だ。
もう一度そんな話と、リハビリのアドバイスを一つした。
ワーク終了後は、夕食を希望する人達と、いつもの運河の側にあるレストランへ。
リヨンからの人、ピレネーからの人、その他地方の人達と会話が弾み10時30分頃まで。
明日は10時からだ。
といっても、もうすぐだ。