パリ終わり!
4月28.29.30.5月1日京都ワークショップ
詳しくは
https://www.hino-budo.com/2014KyotoWS.htm
パリの二日目は日曜日だから、少し数は減ると思っていたが、新しい人も数多くいて賑やかだった。
残念だったのは、デビットが色々とあって参加していないことだ。
もちろん、それに代わる大きな人はいくらでもいたので、相手にはことかかなかった。
常連のエルビスが、「日野は大きな人が好きなのか?」と大笑い。
「もちろん、大きな人が転げたら面白いだろう」と爆笑。
何時も通訳をしてくれる落合君の身体の調子が悪く、今日はお休みだった。
前半は、エルビスのリクエストもあり、膝のコントロールだ。
最終的には、膝を抱えられての膝のコントロールに汗を流した。
そして新しい人達の為に胸骨操作と胸骨と腕で定番の羽交い締めだ。
そして背骨を辿ると続く。
後半は、その背骨からのバリエーション。
あっという間にワークは終わった。
終了後、ドイツの雑誌のインタビュー。これがひどいものだった。
「お前喧嘩を売ってんのんか」と思わず突っ込みかけた。
もちろん、言葉は分からないが表情をみていると不平の塊の女性で、その顔を見ているだけでほんとに気分が悪かった。
終了後レオさんが雑誌社にクレームをつけると言っていた。
そのインタビューをする女性は、武道の事も何も知らない。
そのクセ自説を言う。
こんな人達が記事を書き、また何も知らない人が読み、それを信じるのだから無茶苦茶になっていっても仕方がない。
結局インタビューらしいものは無く、一体何だったのか、という数時間だった。
一番頭に来たのは、「武道とダンスにどんな関係てがあるのか思っていたけど、今日のワークを見ていて何となく分かった」という言葉だった。
自分が分かる事と、その実態は違うということすら分からないのだ。
もちろん、そういったことはこの女性に限らない。
日常茶飯事に起こっていることだ。
「何で、お前に分かるんや」だ。
もちろん、それは私自身も同じだ。
ここには「自分としては」という言葉が絶対必要で、その「自分としては」のレベルをどれほどのものなのか、が常に問われているし、問わなければならないのだ。
また「○○は武道ですか」という質問もあった。
「武道はコップや机のように有るのではない。個人がその思想なり哲学なりを持っているかどうかだ」と答えたら訳が分からないという顔をしていた。
バカだった。
インタビュー後、レオさんのお父さんも連れだって、フランス料理のレストランへ行った。ホテルに帰りパッキング。
今日の夜パリを発つ。