京都でのワークショップ決定
4月末から京都でのワークショップの日程と会場が決まった。
4月28.29.30.5月1日の四日間、今回は四条烏丸だ。
昨年東京では、「表現者の為の表現塾」と題した特別セミナーを2日間設けた。
きっと参加者は少ないだろうと思っていたのだが、反して別段通常と変わらないくらいか、それよりも多く参加してくれた。
最後の日は、時間をおして「表現塾」ワークをそれぞれにやってもらった。
友人、知人、仲間、同業者という視点ではなく、素人の観客の目、ということでやった。
つまり、的確な駄目だしの出来る目を持つ、ということも重要な稽古なのだ。
この京都では、そこまで出来るかどうかは分からないが、そういった時間もとりたいと思っている。
もちろん、これは一般の人にとっても重要だ。
人生は、関係だけで成り立っているからだ。
逆に言えば、関係が目に見えない感動であり、人そのものが、そして身体も変化してしまうのだ。
悪い意味で言えば、ストレスを与えられると病気になる、というのと同じなのだ。
だから、ストレスに負けない、あるいはストレスを受けない自分作り、という意味でも、関係を考え、気付き、考え方を変えていくことが大事なのだ。
定番の「身体塾」は、「胸骨操作」から胸骨と腕の連関、胸骨と背骨の連関、そして胸骨と姿勢へと繋がっていく。
そこには、身体全体のストレッチも加わる。
そのことで、身体全体の一体感を「感覚」するのだ。
身体は一度きちんと感覚されれば、それは多分死ぬまで忘れることは無い。
子供の頃に自転車に乗れれば、10年20年自転車に乗っていなくても乗れるのと同じだ。
また、腕を使う上での最重要ポイントは「肘」だ。
だから、肘を使う、というエクササイズも私のワークでは重要なポイントになる。
先日イスラエルから来たダンサー兼振り付け家も、「肘が動かない」と悔しがっていた。
肘をコントロールできると、腕が美しく見えるし、思いもかけない力が発生するのだ。
そこに胸骨が加われば、身体全体が充実し、美しく強く見える。
もちろん、実際強いのだ。
「関係塾」では、もちろん相手との関係だ。
しかし、自分と自分の身体との関係もある。
それは、自分が何かをする時、自分自身にどんな言葉を使って指示をだすのか、それによって、身体はまるで異なった現象を表すのだ。
もちろん、それは誰かに指示を出す場合も同じである。
そんなことのワークもする。
詳細が決まり次第、webページでお知らせします。