拘る
ブログを書き始めて、14,5年くらいになるのかな?
とりあえず、それ位は続いている感じだ。
日頃私のブログを読んでくれている人は300~400人くらいだが、何度かは台風のように1000人を超えたこともあった。
また、一度操作を誤って、全部消してしまったことがある。
数年分が「あっ」という瞬間に消えた。
残念ながらバックアップを取っていなかったから、文字通り消えたのだ。
まあ、何でもそんなものだから、別段気にしても仕方が無い。
私そのものも、何時消えるのかわからないが、きっと「あっ」という間だろう。
にも拘らず、人は何かに拘る。
もちろん、私も拘ることが沢山ある。
拘ってどうするのだ?
よく自問自答する。
もちろん、答えなど出る筈も無い。
しかし整理をする意味で考える。
そんなことをずっと綴って14,5年くらいかな、だ。
度々書くのだが、武道では「居着くは死、居着かざるは生」という。
具体的にはそれを考えているのだ。
拘りの一太刀を磨きに磨き、それを振り下ろした瞬間、あるいは、突き出した瞬間、相手がそれを交わしたとする。
その一瞬に、その拘りの一太刀を忘れ、次の一手を繰り出せるかどうか。
それがこの言葉の真意なのではないか、と一応の結論を出した。
禅の考案などとも照らし合わせた結果だ。
もちろん、そうではないかもしれない。
しかし、それは私にとってはどうでもよい事だ。
ただ、自分の力で考え出す、ということが大事だからだ。
一応の結論だから、仮にという程度のものだ。
もっともっと深いところがあるのかもしれない。
そう想像するだけで楽しくなる。
しかし、ほぼ毎日書いているということは、ブログにそれだけ時間が費やされたということだ。
その時間を有効活用したら、もっと何かが出来るのかもしれないのだが。